自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れたときに起こる症状です。個人差はありますが、不眠や目眩、冷えやのぼせ、下痢や異常な汗などの症状を経験することが多いと言えます。消化器系や循環器系、呼吸器系や五感に異常があらわれるケースがほとんどです。

心身の問題も発生しやすく、倦怠感や情緒不安定、注意力低下などを経験する人は少なくありません。長期的に疲れやストレスが続いてしまうと、自律神経失調症になりやすいです。

主に3つの方法によって症状の緩和が進められます。薬物療法を行うことで身体の不調を取り除き、心理療法を行うことで心身的な問題を解消するケースが多いです。さらに、マッサージなどの理学療法を実施することによって不調を改善する場合もあります。

自律神経失調症の原因

自律神経失調症は、自律神経のアンバランスさによって引き起こされるものです。これは、生活習慣やストレスが原因となることが多いと言えます。更年期におけるホルモンの乱れ、先天的な要因が理由で発症することも少なくありません。よくある症状には、だるさや食欲低下、不眠や疲れがとれないことをあげられます。

頭痛やめまい、動悸や息切れ、冷えの症状を経験する人も多いです。精神的な症状が出ることもあり、その際には苛立ちや不安、コントロールできない涙などに悩まされる可能性が高いと言えます。症状は人によって大きく違っており、同じ自律神経失調症と診断されている人でも全く違った内容を経験する可能性が高いことも知っておくと良いです。

自律神経を整えよう

人びとの生命維持活動に深く関わりのある自律神経。自律神経のバランスが崩れることによって、私たちは体調の不調を感じることがあるようです。頭痛、肩こり、腰痛、めまい、不眠などは、ときに普段の生活のなかで慢性的な症状をみせているものはありませんか。

このような体調不調をそのまま放っておきますと、自律神経のバランスはさらに悪い方向に崩れはじめ思ってもみないような体調の不調を招いてしまうこともあるようなのです。自律神経のバランスは、意識をもってコントロールすることは難しいとされているようですが、健康の基本となる毎日の生活リズムを整え、栄養バランスの良いお食事を心掛けるとともに、明るく前向きな気持ちをもっていることが大切であるともされているようです。

バランスの乱れない習慣

毎日多忙なお仕事をこなすなかで自律神経の乱れを感じたら、どのような対策を心掛けるべきなのでしょうか。各種メディアのなかでは、自律神経のバランスを整えるためには、ヨガや呼吸法などのゆったりとしたエクササイズが良いなどとされていることが多いのですが、そこには「ゆっくり」行動することが自律神経に良い働きかけを行っているようなのです。

現代のビジネスパーソンの多くはオフィスなどでは長時間のデスクワークに時間も心も縛られがちではありますが、ときにはキーボードを打つ手をやすめて、目をとじてゆっくり深呼吸してみるだけでも自律神経のバランスが整うきっかけとなるかもしれません。日々の生活のなかで自律神経のバランスが乱れないような習慣を身に付けることも大切なポイントであるようです。